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日本細見紀行 

日本各地の旅日記
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那覇の街歩き。犬を連れた〔志村けん〕に遭遇。

9日目 2013年12月11日  那覇

 起きたのは9:30。ちょっと寝すぎだが、早起きできる感じではなかった。昨夜は遅くまで、沖縄県営鉄道の路線を地図でなぞったりしていた。調べてみても線路跡はごく一部しか残っていないようだ。嘉手納線に沿ったところの大部分はバスとレンタカーで通ったことがあった。与那原線の4割くらいは歩いているし、残りはバスで通過している。田舎を走っていた糸満線がおもしろそうだ。つまりそういうことをしていて寝るのが遅くなった。

 沖映通りのバーガーキングまで歩いて、朝ご飯。10:30の時点でコーヒーを飲んでいるということは、今日の遠出は無理そうだ。どこに行こうか迷っている。昨日のテーマは今日のテーマだ。持ち越されただけだった。

 バーガーキングそばの那覇市観光案内所に行ってみる。なかにあった資料で唯一おもしろそうだと思ったのは、南城市MAPだった。南城市は那覇の南東にある。安座真港から久高島に行ったことがある。久高島が南城市に属していたことを今、知った。あざまサンサンビーチも斎場御嶽も南城市に属していた。それらは海岸線に沿っているが、内陸側には行ったことがない。行こうかどうかの思案をする。時間が惜しいので、那覇市観光案内所を出て、地図を大きく開きながら国際通りを那覇バスターミナルの方向に歩いていく。しかしこんなことをしてもまともな旅はできないと思い、南城市行きをあきらめることにする。明日にしよう。

 思考は振り出しにもどる。何をやっているんだ。今日も那覇にいるしかなくなった。久しぶりに栄町に行ってみる。国際通りを牧志まで行き、ゆいレールに沿って歩けば、ひめゆり通りに入りまもなく安里駅だ。安里を牛耳っているのはスーパーりうぼうだ。しかしそれは安里の一等地を占めているというだけで、安里は栄町社交街と栄町市場の2つで語られるべき町だ。

 栄町社交街は文字通り社交街のあった場所で、それは今でもある。アーチもある。ここはスナックなどの小さい飲み屋が多い。旅館も少しある。適度に住宅が混じっているので、スナックや飲み屋が古くなってくるとよけいに場末感が出てくる。昼間にここを通るのは普通の人たちだが、おそらく夜もあまり変わらないだろう。ゆいレールやバスから安里で降りた人たちが奥のほうの自宅にもどるのだろう。もちろん社交街なので、ここまで飲みにくる人もいるのだろうが、それほどあやしい場所だとは思わない。

 戦後の闇市の雰囲気は栄町市場に残っている。食堂、八百屋、惣菜屋などの個人商店が軒を連ねる。市場の通りはもちろん広くない。そのほうが、適度な賑やかさを演出することができる。ここには3回来ている。前回が5、6年前であるはずだが、うまく確認できない。そのとき、ここはもう朽ち果てるしかないだろうと感じるほどの寂れ方だったが、かなり持ち直したようだ。

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 栄町からひめゆり通りを西に歩く。吉野家を過ぎ、マクドナルドを過ぎ、与儀公園まで歩く。こちらのマクドナルドは国際通りのほうと違い、広いし、コンセントは充分あるし、いつも空いている(こういう情報をあまり出したくない)。とても快適なのだ。

 与儀公園は桜の名所で毎年2月上旬には桜祭りが行われる。与儀公園のなかをガーブ川が流れる。川はひめゆり通りの反対側にある神原中学校の横を通っている。神原中学の横に咲いているのはまさかの桜はないか。今は12月だ。ひめゆり通りを反対側に渡り、桜と思える木のところまで行く。それは遠目には桜っぽく見えたが、桜ではなかった。校門のところにトックリキワタという木であることの説明があった。元はブラジルやアルゼンチン産の木であるらしく、今は神原中学校のシンボルにしているらしい。

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 与儀公園の近くの与儀市場通りを歩く。ここには沖縄の古い家屋が残っている。それらのほとんどは何らかの改修をしているが、屋根は琉球赤瓦を使っている。与儀市場通りはやや機能を失った商店街になってしまっているが、左右両側にいくつか通りがあるので入ってみると古い家屋を見つけることができる。この辺りは民家のなかに古いスナックが点在している。民家も古いのでレトロ度は高い。与儀市場通りの名前は介護施設の看板にだけ残っている。
 
 与儀公園から開南交差点までの開南本通りは昔、仏壇通りと呼ばれていたところだ。今、仏壇を扱う店が何軒あるのかを数えてみる。2013年12月11日時点で7軒残っている。暇な人間というのはこういうことをしてしまう。仏壇通りといえば浅草が有名だが、飯山(長野県)にもある。飯山よりは店が残っているようだ。この開南本通りは与儀公園の側から見ると普通の通りだが、開南交差点側から見るとうらぶれた感じがする。

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 農連市場に入っていく。もうお約束のコースである。毎回来ているので新鮮さはまるでない。まるでないが、写真だけは撮る。過去に撮ったところと同じようなところを撮っているはずだ。2日後にやってくるMさんに、また農連市場ですかと言われそうだ。そうだから仕方がない。今回は行きたい場所を見つけられないのだ。最近の沖縄の若者は農連市場を知らないとどこかで読んだ。

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 農連市場を出れば、大平商店街(大平通り)に入るしかない。そうするしかないのだ、このルートでは。この商店街で売られている弁当や惣菜などは安い。その割に中身は豊富である。豊食堂は健在だった。cafeうさみという店ができていた。コーヒーは150円だが、マクドナルドも100円なので安いとはいえない。

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 短い大平商店街を抜けると、すぐに新天地市場本通りだ。ここも短い。そこから市場中央通りに入る。第一牧志公設市場の近くに琉球銀行があり、そこからかりゆし通りが分かれる。ここのガーブ川中央商店街組合が商店街の2階で「なつかしのまちぐゎー展」をやっている。これだけは沖縄に来る前に、沖縄タイムズの記事として読んでいた。つまり来ようと思って来たところである。

 今年の2月から3月にかけては「あんやたん 懐かしのマチグヮー写真展」がひやみかちマチグヮー館展示場で行われていた。写真展の開かれていた日と私の沖縄滞在の日程が合わなかったので、見ることはできなかった。Mさんが展示されてあった写真を撮影して送ってくれていたので、この旅日記を書きながら確認していくと、一部は同じ写真が使われているようだ。

 1962年からガーブ川を掘り下げ、地下水路とした。その上に建物を建てガーブ川中央商店街としたのだ。まず驚いたのは2階の変貌である。1階は店が並んでいるので変えるのは難しいが、2階は何も使っていなかった。一部ではあるが、リニューアルしてきれいになっている。以前、トイレを使わせてもらったことがあり、2階の様子は知っている。商店街を2階から撮影するにはよかったが、汚い場所だった。トイレもきれいになっていた。

 ボンネットバス、三輪トラック、牛車がいっしょに写っている国際通りの写真があった。ガーブ川の改修工事の写真があった。車が右側通行だったときの写真と左側通行になったときの写真が並べられていた。右を走っていた車が左に変わる瞬間を見ようと交差点に集まった人たちを写した写真があった。

 昔のガーブ川周辺はスラムといってもいいような場所だった。そんな写真が展示されていた。ほとんどが白黒写真だ。沖縄タイムズが写真を提供しているが、ほしい人は1点3,000円で買えるらしい。営業を最終目的とした協力なのだ。

 戦後すぐの沖縄は貧しかった。日本全体が貧しかったが、特に沖縄は貧しかった。それがよく表れた写真展だった。

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 昨日閉まっていたウララは開いていた。沖縄本を集めている古本屋だ。奥の本棚の場所は裸電球がある。当然、わざとそうしているのだろう。ここは店員の女性がいつもパソコンで何かをしている。

 市場中央通りに撮影クルーがいた。その先に〔志村けん〕が犬を連れて歩いていた。「天才!志村どうぶつ園」の撮影らしい。〔嵐〕を見ることはできなかったが、〔志村けん〕をいとも簡単に見ることはできた。何の感慨もわかなかった。そこから50メートルほど国際通りのほうに歩いたところで別のテレビクルーが何かの撮影をしていた。ザキヤマ(アンタッチャブル・山崎弘也)に似た男が商店を訪問して何かを話していたが、ザキヤマではなかった。

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 国際通りに出てしまった。今日の徒歩旅は終わりだ。スターバックスでコーヒーを飲む。グレイス那覇にもどるときに通る県庁前通りにはホテルが2つある。そのうちのホテルロコアナハの前にはバスを待つ人たちが長い行列をなしていた。今日は平日だった。曜日の感覚がなくなっている。

 ホテルチュラ琉球の近くのゆくい処アンマーの味で夜ご飯。ビール、てびち、島豆腐チャンプル。20:00頃、グレイス那覇にもどる。

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