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日本細見紀行 

日本各地の旅日記
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佐々木希の新作映画のロケ宿に泊まる!

6日目  2015年4月27日  松江  出雲大社  平田

 9:00前にサウナ25をチェックアウトした。松江駅ビルにあるスターバックスコーヒーでラテ。スターバックスコーヒーは鳥取県で初めての出店をするそうだが、島根県には2店舗ある。松江と出雲大社である。

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 旅の途中でやることがないときがある。スケジュールがぎゅうぎゅう詰めのときがある一方でぽっかり空いてしまうとき。3度目ということもあり松江でやりたいことはなく行きたい場所もない。行ってもいいかなと思うのは小泉八雲旧居ぐらいだ。武家屋敷前辺りでバスを降りればいいはずだが、松江城のなかを抜けていくことにした。

 松江駅から出る松江城行きのバスは何系統かあるが、レイクライン・バスに乗った。これは観光用の小型のバスで、外観もそれ風になっている。市内の見どころを結んでいるので使いやすい。車内で縁結びパーフェクトチケットを見せると1日乗車券に交換してくれた。3日間有効なので初日に提示すれば、3日分の1日乗車券に引き換えてくれる。私の場合は、(昨日分は終了しているので)今日と明日用の2枚の1日乗車券をもらった。普通に1日乗車券を買うと500円である。明日レイクライン・バスの1日乗車券を使うつもりはないので、保存しておけば2017年末まで使えるようだ。

 松江城バス停の少し手前に「かえれ島と海 竹島資料室 島根県庁」という看板が見えた。バスを降りて行ってみた。それは島根県庁のなかにあった。女性スタッフが1人いただけで他の見学者はいなかった。

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 部屋にはパネル(李承晩ライン問題、日韓漁業協定、「竹島の日」など)の展示があり、竹島の関連本が集められていた。広くない部屋の展示物をざっと見て下の5つをもらってきた。

・パンフレット「竹島/なぜ日本の領土なのかがハッキリわかる!竹島問題10のポイント」(外務省)
   竹島の領有権に関する日本の一貫した立場を説明している。同時に韓国の主張について論破している。
・パンフレット「竹島の日/条約制定10周年記念誌」(島根県/竹島・北方領土返還要求運動島根県連絡会議)
   不法占拠される竹島について、「竹島の日」条例制定、竹島の現状などを解説している。
・バッジ(アンケートに答えるともらえる)
・ポスター(誰でももらえる)
・ファイル(誰でももらえる)

 スタンプもあった。

 この種の告知の方法は根室市や別海町の北方領土関連施設でもやっている。竹島資料室のスタッフは北方四島交流センター(北方領土と言わないで、四島という言葉を使っているのには意味がある)に行ったことはないと言っていた。

 バスのなかから竹島資料室の看板を見えたので来てみました
 そういう人は多いです
 ここを訪れる人は増えていますか?
 増えています
 首相が安倍さんになった頃から?
 2012年韓国大統領李明博の竹島訪問からです
 「竹島の日」が2月22日なのはなぜですか?
 島根県の定例県議会で決議された日です
 後鳥羽上皇が崩御されたのが2月22日なのですが、関係はありますか?
 初めて知りました。
 
 夏には子供たちを対象にしたプログラムを用意しているらしい。

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 松江城を囲う堀川(松江城を囲む堀)に沿って歩きながら小泉八雲旧居に行くこともできるが、松江城のなかを横断することにした。北惣門橋から入っていく。城山公園で松江城を見てみたが、なかには入らなかった。

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 ↑松江城(上の1枚は1998年5月撮影)


 天守閣の周りには松江神社と松江護国神社がある。松江護国神社に寄ってみた。ここは太平洋戦争を戦って亡くなった人を祀っていた。英霊への理解を深め感謝の気持ちを忘れないよう伝えていくという目的の神社である。英霊とは戦争の英雄の霊を意味する。島根の靖国神社といった感じである。

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 稲荷橋と新橋を続けて渡り、堀川に沿って少し歩いた。小泉八雲記念館、小泉八雲旧居、武家屋敷が並ぶ通りに出た。

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 いつも思うのだが、例え名もなき武士であっても、その屋敷が残っていれば、観光名所の武家屋敷となってしまう。他に残っていなければそうするしかないのだろう。古い町に1つか2つぐらいの武家屋敷が残っている。それが下級武士であっても10軒くらい残っているとそれだけで、角館(秋田県)クラスの観光地になる。

 小泉八雲記念館と小泉八雲旧館は一度入ったことがあった。旧居のほうは明治の庶民と家という感じがしている。庭のたたずまいは異なるが、家屋のなかの雰囲気は詩仙堂(京都)と似ていなくもない。

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 2006年に書いた一文がある。

 ハーンはギリシャのリュカディア島で、アイルランド人の父とギリシャ人の母の間に生まれた。その後アイルランドで育ち、アメリカで職を転々とし、来日後は松江中学の教師となった。自分はよけい者であるという意識があったというが、それはコスモポリタン的な気質につながるのかもしれない。小泉節子と結婚後、日本に帰化し、東京に出、東京帝国大学で教鞭を取ることになる。
 そのハーンが大学を去ることになったのは、倫敦から帰国した英文学者がその地位に取って替わったからだ。夏目金之助、小説「坊っちゃん」を執筆する直前の漱石である。高い給料で雇った外国人により外国語で行われていた日本の大学のあらゆる分野の授業が、日本人の手により日本語で行われ始めたのである。



 ハーンが大学を去ることに反対した学生たちがいた。小山内薫はその一人である。

 小泉八雲記念館は戦後の開館ではない。全国から集められた寄付金を元に建造され1933年(昭和8年)にすでに開館されている。

 カラコロ広場から堀川の遊覧船に乗ろうと思っていたが、レイクライン・バスは左回りしか運行されていない。カラコロ広場に行くためには一周の3/4くらいを乗らなければならない。他のバスに乗ってもいいのだが、今日は道路工事をやっていて小泉八雲旧居辺りのバスの動きがわからない。

 レイクライン・バスに乗って一畑電鉄の始発駅である松江しんじ湖温泉駅に行ってみる。

 松江しんじ湖温泉駅は劇的に変わっているように思ったが、よく覚えていないだけだ。一畑電鉄は地方鉄道の例にもれず一時廃線の憂き目にあった。しかし鉄道は地方経済と生活の根幹である。多くの地方鉄道は、鉄道事業本体が不振でも、不動産業、ホテル業、バス事業などを合わせて収益を確保している。さまざまなイベントやお得な切符の発売などあの手この手を尽くしても、鉄道事業の黒字化は難しい。一方、施設や車両などの更新にかかる費用は莫大である。鉄道側に廃線の届け出を出されてからでは手の打ちようがない地方自治体は先手を打って駅の改修などに投資をしている。JR西日本の小浜線が電化されたときに最新車両が導入されたのは、京都、舞鶴の自治体だけでなく、関西電力、北陸電力、日本原子力発電などが金を出したからだ。沿線に3つの原子力発電所があるがゆえの費用の供出である。かなり以前のことになるが、廃線はやむを得ないと思っていた上田交通(長野県)の、上田駅が高架化になったのを見たときには驚いた。こんなことをしてもらったら、鉄道会社はうかうか廃線にはできない。松江しんじ湖温泉駅からもそういう感じがした。

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 駅の外装に映画「RAILWAYS」(中井貴一、高島礼子、本仮屋ユイカ出演)の大きなロゴがあった。地方を舞台にした映画は昔からあった。費用を地元が持ち、ドラマのロケ地を誘致するのは2時間ドラマでもやっている。しかし近年の流れを作ったのは2006年公開の映画「佐賀のがばいばあちゅん」(原作/島田洋七)ではないだろうか。多くの地方は「佐賀のがばいばあちゃん」を成功のモデルとした。「RAILWAYS」はその流れのなかにあるといっても間違いではないだろう。

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 昼ご飯にしたかったが、松江しんじ湖温泉駅周辺にカフェやレストランはほとんどなかった。駅ビルに小さいカフェが1軒、駅前にラーメン屋が1軒あっただけだ。ラーメン屋でラーメンを食べた。

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 宍道湖に出てみた。宍道湖は最深6mの浅い湖だが、風が強いせいかかなり波はあった。湖に沿った細長い公園があったが、草刈りの作業をしている人以外には誰もいなかった。耳なし芳一の像があった。小泉八雲の街ならではあるが、松江の地図には載っていなかった。公園の間の道路を挟んで大きなホテルが2つあった。1つは一畑グループ系のホテル一畑だった。その西側にもホテルや旅館があるようだ。

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 松江しんじ湖温泉駅にもどった。玉造温泉に行こうと思いバスの時刻を確認した。16:00台のバスしかなかったので止めた。予約してある平田の宿にチェックインしようと思い14:31の一畑電車に乗った。

 乗車してから気が変わった。時間はまだ早い。明日行こうと思っていた出雲大社に今日行ってみよう。明日をフリーにすることができる。

 宿のある雲州平田駅を過ぎ15:19に川跡(かわと)駅に着いた。出雲大社駅行きへの乗り替えはスムーズだった。案内も丁寧でかわりやすかった。一畑電鉄の昼間の列車には女性の電車アテンダントが乗っていて、駅や周辺の案内をしてくれる。

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 15:21発の電車で川跡駅を発車した電車が出雲大社前駅に着いたのは15:32だった。一畑電車に乗るのは2回目だが、電車のスピードが上がっていると思う。車内で30分ほどパソコンを使っていたが、電車が揺れるので入力がうまくできなかった。もっとも揺れの原因として、電車の性能と保線の問題はあるけれど。

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 出雲大社の前から南に伸びている神門通りは新しくなっているような気がした。明らかに新しい店が増えている。

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 神門通りを出雲大社のほうに向けて歩いた。7、8分ぐらいで勢溜の大鳥居を潜った。そのあと松の参道鳥居を潜り、松の参道をまっすぐ歩いた。銅鳥居を潜れば出雲大社本殿である。銅鳥居の下に立つと拝殿が左にずれているのだが、それは本殿の屋根を拝することができるように、である。

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 参拝の心得は4つの鳥居を潜ることだ。私は3つしか潜っていない。1つ目の一の鳥居は出雲大社前駅の南にある。おそらく少しあとに潜ることになると思うけれど。二礼四拍手一礼はしっかりとしておいた。

 勢溜の大鳥居の下から神門通りは下り坂になっているので一の鳥居までの眺めはよい。

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 島根県立歴史博物館に向かう。東のほうに3分歩いたところにある。博物館前に誰もいなかったので、掃除をしている人に博物館が開いているかどうかの確認をした。縁結びパーフェクトチケットを掲示すると入場料は490円になった。

 博物館に入ったところにあるのは「出雲大社と神々のまつり」という展示室だ。

 伊勢神宮の式年遷宮は20年に一度の定期的な引っ越しだが、出雲大社の遷宮は定期的ではない。風雨による損傷が進んだときに行うので、一般的に期間は長くなる。60年目に当たる2013年5月10日の遷宮を出雲大社では平成の大遷宮と呼んでいるが、伊勢神宮の式年遷宮と重なったのは偶然である。奇跡のシンクロと書いてあるものがあったけれど。
伊勢神宮は完全引っ越しだが、出雲大社の場合は損傷度合によって異なる。新築であったり改修や修繕であったりするわけだ。博物館のスタッフと少し話した。

 そこは修繕したところです
 修繕のほうが難しそうですよね
 ですよね。前に作られた方に沿わなくてはなりませんものね

 修繕のほうが難しそうだと半ば冗談で言ったことにたいして、そうですよねと返答されるとは思わなかった。

 出雲大社の本殿は大社作りといわれる日本最古の神社建築様式である。2000年、境内から直径1m超の丸太を3本束ねた巨柱が見つかった。これが、文献上の伝承だった高さ48mの巨大神殿が実在した可能性を裏づけるものとなった。古代出雲歴史博物館には、いくつかの説に基づく模型が展示されていた。

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 古代出雲歴史博物館には、出雲風土記の世界=青銅器と金色の大刀、島根の人々の生活と交流などの展示もある。島根に限らないが、明治時代の建物などの展示にはノスタルジーを感じる。

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 神門通りにもどり南に歩いた。一畑電鉄出雲大社前駅を過ぎ一の鳥居を潜り、さらに10分以上歩いた。ようやく国鉄大社線の旧大社駅に着いた。保存されている駅舎である。大社風の立派な駅舎だ。いかつい感じ、過剰な感じで、すっきりはしていない。つまりシャープではない。しかし保存するにふさわしい駅舎である。駅舎に入場できるのは17:00までらしい。1998年に来たときは昼過ぎだったが、それでも入れなかった。今は入れるようになった分だけよくなったということだろう。

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 ↑旧大社駅(上の1枚は1998年5月撮影)


 出雲大社前駅から17:25発の電車に乗った。

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 ⇈引退したデハ二50系。映画「RAILWAYS」では動いていた。



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 ↑現役で走っていた頃(1998年5月撮影)。

 川跡駅で乗り替え17:38発の松江しんじ湖温泉駅行きに乗った。雲州平田駅に着いたのは17:49だった。

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 楽天トラベルで予約した持田屋旅館に向かった。雲州平田駅からは徒歩5分くらいのところにあった。

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 持田屋旅館は木造建築のよい宿だ。2年ぐらい前からこの旅館の存在を知っていた。

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 部屋に案内をされた。予約したのは8畳の部屋の素泊まりである。1泊3,800円。6畳の部屋は500円ほど安かったが、予約時に空いていなかった。空いていなくてよかった。部屋に案内してくれた女将さんは言った。

 この(8畳の)部屋で佐々木希さん(女優)が映画の撮影をされたんです

 こんなふうに窓の外を眺めていた、と窓のところに女将さんが立った。女将さんは話し好きのようで、けっこう茶目っ気がある人かもしれない。

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 女優さんは大変よね。なんかかわいそうになってきてしまいました。スタッフや多くの人が見守るなか、監督にいろいろ言われながら演技をしなければいけないなんて。

 「縁(えにし)~THE BRIDE OF IZUMO」という映画だった。去年ワイドショーで佐々木希が出雲大社で花嫁衣裳を着ていた映像が流されていた。監督の堀内博志は島根が出身らしい。2016年春に公開予定だそうである。女将さんは島根では今年中に観ることができると言っていた。写真撮影は禁止されていたらしい。

 「縁(えにし)~THE BRIDE OF IZUMO」のHPを検索してみた。内容はほとんど公開されていない。表紙の画像があり、俳優陣の名前があるくらいだ。映画の公開前なのでロケ地情報は出雲大社以外にはわかっていない。私のブログが最初のロケ地情報になるだろう。

 映画公開時には観に行かなければならない。佐々木希のファンになろうと思った。

 19:00頃、持田屋旅館を出た。外はもう暗くなっていた。狭い町をあちこち歩き、ようやく見つけた幸寿し(こうずし)で夕食。ビールを飲み、おでん、串カツ、茶漬けを食べ部屋にもどった。

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Comment

編集
いつも楽しく読ませて頂いております

なかなか出雲蕎麦が出てきませんね〜
小生は松江でラーメン食べた事がありません
松江はのど黒や鰻も良いですが、おでんも美味しいですよ
松江おでんと言うブランドになっているハズ
2015年05月05日(Tue) 16:06
No title
編集
Maxさん。

いい角度で突っ込んでくれました(笑)
島根・鳥取の旅ブログも残すところ1日(28日分)となりました。
出雲蕎麦を食べようと思っていたのですが、果たしてどうなったのか。
できれば明日、28日分をアップしたいと思います。

おでんは静岡や沖縄で食べたのですが、松江おでんがブランドになっているとは知らなかったです。
2015年05月05日(Tue) 23:30












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